欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

Instructions Inside

Vince Mendoza(ヴィンス・メンドーザ)

「Instructions Inside」

彼の美学に貫かれた美しい風景、情景が次々と展開します。 

Instructions Inside

Instructions Inside

 

 ヴィンス・メンドーザは1961年アメリカ生まれの作曲家、編曲家です*1ブルーノートと契約し、『Start Here』 と『Instructions Inside』をリリースしました。

多様な音楽的要素と声とを組み合わせた、2011年リリースの本作は、13パートに及ぶブラスパートからソロピアノまで幅広い音楽を聴かせてくれます。メンドーザの曲はゲイリー・バートンパット・メセニーマイケル・ブレッカーチャーリー・ヘイデン、ランディ・ブレッカー、ピーター・アースキンなどのジャズミュージシャンに演奏されていますが、このアルバムを聴くと彼の持つ音楽の幅がよくわかります。

 

1 Spirit Moves 6:24
2 Slowly I Turn 8:26
3 Will To Live 4:49
4 Say We Did 6:58
5 Jung Parade 7:44
6 Steady Wonder 7:29
7 Faithkeep 5:21
8 New World 6:33
9 Hearts In Part 2:32

 

Bob Mintzer - tenor, soprano saxophone
Joe Lovano - tenor, soprano saxophone
Judd Miller - EVI ,
Vince Mendoza - drum sequencing

*1:さまざまなアーティストとの共演です。ジョニ・ミッチェルの『トラヴェローグ』、ビョークの『ヴェスパタイン』、エルヴィス・コステロの『マイ・フレイム・バーンズ・ブルー』、ジョー・ザヴィヌルの『ブラウン・ストリート』など、多くのアルバムに参加し、これまでにグラミー賞を5度受賞。ノミネートはじつに22回を数えます。