欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

In Spring

Deb Silver(デブ・シルバー)

「In Spring」 

In Spring

In Spring

 

アメリカのジャズ・ヴォーカリスト。フロリダを拠点に活動を続けています。

 

http://debsilver.com/


1 90 in the Shade 5:21
2 What's New? 4:55
3 Love Song #9 3:46
4 Miho 4:27
5 You Must Believe in Spring 3:04
6 Permission for the Blues (feat. Lew Soloff) 4:38
7 Poor You 4:08
8 The Emperor 4:17
9 Love Asylum 5:02
10 Permission for the Blues (feat. Jeff Lee Johnson) 4:37

 

Angela Galuppo

Angela Galuppo(アンジェラ・ガルッポ)

Angela Galuppo」 

Angela Galuppo

Angela Galuppo

 

アンジェラ・ガルッポは、モントリオールを拠点に活動するポップ・バンド、ST.ANGE(セイント・アンジ)のヴォーカリストです。声優や女優としても活躍している彼女は、コンコーディア大学でジャズを学び2007年にはオスカー・ピーターソンスカラー・シップを受けた実力派シンガーです。

 

1 Tea for Two 4:03
2 My One and Only Love 5:27
3 I Only Have Eyes for You 4:50
4 I Never Dreamed You'd Leave in Summer 4:34
5 The Very Thought of You 4:44
6 Thank You for Being a Friend 3:57
7 Eleanor Rigby 5:32
8 The Only One 5:20
9 S'Wonderful 3:14
10 I Feel for You 5:46
11 Jesus Etc. 1:09
12 Make Someone Happy 4:04 

Romance

 Simone Kopmajer(シモーネ・カップマイヤー)

「Romance」

ロマンス

ロマンス

  • アーティスト: シモーネ&ロマンティック・ジャズ・トリオ,シモーネ,ロマンティック・ジャズ・トリオ
  • 出版社/メーカー: ヴィーナス・レコード
  • 発売日: 2004/11/21
  • メディア: CD
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ちょっと鼻にかかった、舌足らずなかわいい声。白人女性歌手独特の軽い声である。オーストリア出身だそうだ。ただし同じ白人歌手でもダイアナ・クラールのような歌唱力はない。ホーリー・コールで有名になったバクダッド・カフェの主題歌「コーリング・ユー」を歌っているが、ホーリー・コールより軽ろやか。エラ、サラなどの黒人女性歌手や、日本でいえば綾戸智絵の「しつこさ」が苦手な人は好きになるにちがいない。

 シモーネ・カップマイヤーのセカンドアルバムは
とても綺麗な作品に仕上げられています、ヴォイスも非常に美しい!
しかしながらジャズ・ヴォーカリストの生命線とも言われる吸う息
(息づかい)が表面上に現れています、
肺活量不足とも取れるので今後は背筋&腹筋を鍛えないと
一流のジャズ・ヴォーカリストの仲間入りが出来ないかもです。

01 - How Do You Keep The Music Playing

02 - A Blossom Fell

03 - We Kiss In A Shadow

04 - Calling You

05 - Whatever Happens

06 - Exactly Like You

07 - Someone To Light Up My Life

08 - A Time For Love

09 - Where Or When

10 - Just Squeeze Me (But Don't Tease Me)

11 - Whatever Happens (Reprise)

 

Nightcap

 Marilyn Scott(マリリン・スコット)

「Nightcap」

Nightcap

Nightcap

 

フックの効いた独特の節回しに魅力があるシンガーの初のスタンダード集です。

マリリン・スコット、そう、AORファンにはボビー・コールドウェルやマイケル・センベロとの絡みでお馴染みですね。クラブ系ブルーアイド・ソウル系の方にも愛されてますね。あと一部のビーチ・ボーイズ・マニアも知っているかな。何と言ってもデビュー・シングルは<God Only Knows>のソウルフルなカヴァーでしたから(77年)。

 

1 I Wished On a Moon 5:02
2 Smile 4:00
3 Here's That Rainy Day 4:59
4 Stardust 5:28
5 Isn't This a Lovely Day 4:04
6 Here's to Life 5:16
7 Yesterdays 5:04
8 If It's the Last Thing I Do 6:10

 

プロデュース:ジョージ・デューク

ヴィニー・カリウタ(ds)、ブライアン・ブロンバーグ(b)、レイ・フラー/ディーン・パークス(g)、ドリ・カイミ(g.vo)、レニー・カストロperc

Siren Song

Olivia Castle(オリビア・キャッスル)

Siren Song」 

Siren Song

Siren Song

 

イギリス出身のジャズボーカリストです。タイトルの「セイレーン」は、上半身は女性の海の怪物です。岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わして遭難させるギリシャ神話で知られています。岩の上に立つオリビアのジャケットが印象的です。

https://www.facebook.com/oliviacastlesinger/

 

1 Somewhere Over the Rainbow 4:35
2 Makin' Whoopee 2:37
3 Misty 4:01
4 The Nearness of You 2:55
5 Under My Skin 2:43
6 Summertime 2:43
7 Hard Hearted Hannah 3:07
8 That Ole Devil Called Love 3:10
9 They Can't Take That Away from Me 2:38
10 Embraceable You 2:35
11 Bewitched, Bothered and Bewildered 5:12
12 Cheek to Cheek 2:54
13 My Funny Valentine 2:55
14 In the Wee Small Hours of the Morning 2:47

So Far

Michele Santo(ミシェル・サント)

「So Far」 

So Far

So Far

 

ペンシルヴェニアを拠点に活動している女性ボーカリスト、ミシェル・サントの2014年作。ややハスキーな歌声でしっとりと歌い上げています。

 

1. If I Only Had a Brain
2. Devil May Care
3. Bein' Green
4. Alone Together
5. Better Than Anything
6. It Never Entered My Mind
7. Rules of the Road
8. Heart's Desire
9. That's All
10. Looking Back (Reflections) 
11. Best Is Yet To Come

Sweet Rain

Stan Getzスタン・ゲッツ

「Sweet Rain」

Sweet Rain (Dig)

Sweet Rain (Dig)

 

新しい時代のジャズを取り込むためにゲッツは当時のジャズ界の流れだったモードやフリを積極的に取り込みます。ゲイリー・バートンや、スティーブ・スワロウらフレッシュな才能を積極的にサイドマンに起用しました。67年になってゲッツの目にとまったのが当時駆け出しの新人ピアニスト、チック・コリアでした。初期のチック・コリアのサイドマンとしての演奏が聴けるアルバムです。

M1「Litha」はチック・コリアのオリジナル曲です。チックの3歳になる娘リアナと一歳の息子サッドからタイトルを採っています。彼のリーダー作「Tones For Joan's Bones」(66年)でも取り上げられている曲です。ラテン・リズムとフォー・ビートが交差するおもしろいナンバーで、ゲッツのテナーは柔らかい音色でドライブ感たっぷりに仕上げています。

M2「O Grande Amor」はアントニオ・カルロス・ジョビンが60年に発表したボサ・ノヴァです。「ゲッツ/ジルベルト」にも収録されていますが、再吹き込みで収録されました。

アルバム・タイトル・トラックであるM3「Sweet Rain」は、ユニークなコンポーザーで、現代音楽にも造詣が深かったマイケル・ギブスの作品です。水彩画を見るようなゲッツの叙情あふれるプレイが聞き所です。M4「Con Alma」はラテン系の曲(ボサノバとアフロ・キューバン)が取り上げられています。これはディージー・ガレスビーの曲です。騒々しさとは無縁のデリケートな世界が表現されています。

最後を飾るのはチックの初期の代表曲「Windows」早い3拍子のリズムのナンバーは繊細なチックのピアノが光ります。ゲッツのスケール感を持った演奏が光ります。

 

1 Litha 8:31
2 O Grande Amor 4:44
3 Sweet Rain 7:12
4 Con Alma 8:06
Windows 8:57

 

スタン・ゲッツ(TS)

チック・コリア(p)

ロン・カーター(b)

グラディ・カート(ds)

1967年3月30日 ニュージャージーにて録音