「Way Out West」
ハード・バッパーとして絶頂期にいたソニー・ロリンズが1957年に録音した初のピアノレス・トリオ作品です。
この年、ロリンズはマックス・ローチのバンドで西海岸に赴いたが、その際に現地調達のレイ・ブラウンとシェリー・マンを加えて録音したアルバムが本作。要するに、「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」の逆バージョンである。ピアノを外すことによって、元々自由奔放なロリンズがさらに自由な空間を手に入れ、天衣無縫なプレイを繰り広げる。スタンダードのほか、<1><4>といった西部劇映画の曲を取り上げており、このあたりも本作のユニークなところ。
01 I'm An Old Cowhand
02 Solitude
03 Come, Gone
04 Wagon Wheels
05 There Is No Greater Love
06 Way Out West
07 I'm An Old Cowhand (Alternate Tak
08 Come, Gone (Alternate Take)
09 Way Out West (Alternate Take)