Miles Davis Quintet(マイルス・ディヴィス・クインテット)
「Cookin」
マイルスは「結局俺たちがやったことは、(スタジオに)やって来て(曲を)料理しただけだからな。」と言ったとか。
モダンジャズの歴史に残る名演です。バラード「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を収録。わずか2回のセッションからの録音が、『ワーキン』『スティーミン』『リラクシン』『クッキン』というアルバム4枚として発表されたことから、「マラソン・セッション」と呼ばれています。『クッキン』はアルバム4枚のうち最初に発売されている。アルバムはクインテット名義ですが、この曲はジョン・コルトレーン(ts)が外れたカルテットで演奏されています。
レッド・ガーランドのリリカルで爽やかなピアノのイントロに続いてソロを取るマイルスのトランペットに引き込まれる。少しぶっきらぼうでナイーブなミュートをかぶせたトランペットが、どうしようもない孤独感を湛えてリスナーの心の中に入り込んでくる。マイルス最高のプレーの一つだ。
1. My Funny Valentine
2. Blues By Five
3. Airegin
4. Tune Up/When Lights Are Low
新品<LP> Miles Davis Quintet / Cookin' With the M… |
マイルス・デイヴィス - トランペット
ジョン・コルトレーン - テナー・サックス
レッド・ガーランド - ピアノ
ポール・チェンバース - ベース
フィリー・ジョー・ジョーンズ - ドラム