「Jazz」Ry Cooder
ライ・クーダー独特のノスタルジックなサウンドが生み出されています。
ライ・クーダーの7枚目のアルバム(1978)です。1920~30年代という古い時代の曲ばかりを採り上げていること、ヴォーカル曲が3つしか入っていないこと、エレクトリック・ギターをまったく使っていないことなどから、ライクーダーの野心作と呼ばれています。
アコースティック・ギターというジャズでは滅多に使われることのない楽器、そしてフォーク・ミュージックを代表する楽器を使用することを通じて、ジャズが本来持っていたフォーク・ミュージックとの親和性を蘇らせようとしているかのようです。