欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

We Get Requests

Oscar Petersonオスカー・ピーターソン

「We Get Requests」 

We Get Requests

We Get Requests

 

ピーターソンが15年間続いたヴァーブレーベル時代を締めくくるアルバム。1964年録音。レイ・ブラウン(b)エド・シグペン(ds)スイングジャーナル主催ジャズディスク大賞(録音賞)受賞。

 

1. Quiet Nights Of Quiet Stars (Corcovado)
2. Days Of Wine And Roses
3. My One And Only Love
4. People
5. Have You Met Miss Jones?
6. You Look Good To Me
7. The Girl From Ipanema (Garota De Ipanema)
8. D & E
9. Time And Again
10. Goodbye J.D.

Candy

Lee Morganリー・モーガン

「Candy」 

Candy (Reis)

Candy (Reis)

 

19歳のリー・モーガンがワン・ホーンで挑戦したアルバムです。1957年11月18日と翌年2月2日の2回のセッションで構成されています。タイトル曲の「candy」は1945年にジョニー・マーサーの歌で全米ナンバー・ワンに輝いたポピュラー曲。M2はR&B系ビッグ・バンドであるバディ・ジョンソン楽団を代表するヒット曲。M4は映画「抱擁」からの曲。M5はミュージカル「アニーよ銃をとれ」の挿入曲。M6は46年公開の映画「アラスカ珍道中」。モーガンは往年のメロディに加え、当時最新のヒット曲も取り上げていたわけです。M3の「C.T.A.」はフィラデルフィア出身のトランペッター・ジミー・ヒースが書いたナンバーで唯一のジャズメン・オリジナルです。

 

1 Candy 7:07
2 Since I Fell for You 5:39
3 C.T.A. 5:06
4 All the Way 7:27
5 Who Do You Love, I Hope 5:01
6 Personality 6:16
7 All At Once You Love Her 5:26

Explorations

Bill Evansビル・エヴァンス

「Explorations」 

 

 

1 Israel 6:11
2 Haunted Heart 3:27
3 Beautiful Love 5:05
4 Beautiful Love(take1)6:03 

5 Elsa 5:11
Nardis 5:50
7 How Deep Is The Ocean 3:33
8 I Wish I Knew 4:40
9 Sweet And Lovely 5:53
10 The Boy Next Door 5:06

Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady

Shelly Manne(シェリー・マン)

「Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady」 

Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady

Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady

 

アンドレ・プレビンといえば、ウエスト・コーストを代表するジャズ・ピアニストだが、1968年にはロンドン交響楽団の音楽監督を勤めるなど、クラシック界で大成功を収めた音楽家です。

56年という早い時期にミュージカル、マイ・フェア・レディの音楽をピアノ・トリオで演奏した大ヒット盤。ポピュラー・チューンだが、100%ジャズになっており、名手ドラムスのシェリー・マン とベースのリロイ・ビネガーという絶妙のサポートで白人のセンスと、ジャズ・フィーリングが見事に結実した名盤に仕上がっている。

 

M2きみ住む街で

ソフィスティケイトされたイライザに名歌の御曹司が一目惚れし、イライザの住む家の通りでセレネイドする求愛の歌。プレビンがフリー・テンポでバースをピアノで歌い、リフレインに入ってスイング・テンポのトリオ演奏となる。プレビンのピアノがファンキーな味わいを見せる。

 

M8一晩中踊れたら

ヒギンズ教授の特訓で上流の言葉をついに習得したその夜イライザが喜びを歌う有名な曲。トリオはこの曲をラテン・フレイバーにして演奏する。プレビンのクロス・リズム、リロイのハッスル、タンバリンを使ったリロイのお遊びと3人にとっても忘れられない楽しい演奏です。

 

1 Get Me To The Church On Time 4:11
2 On The Street Where You Live 5:37
3 I've Grown Accustomed To Your Face 3:20
4 Wouldn't It Be Loverly 5:32
5 Ascot Gavotte 4:17
6 Show Me 3:40
7 With A Little Bit Of Luck 6:01
8 I Could Have Danced All Night 3:00

Left Alone

Mal Waldron(マル・ウオルドロン)

「Left Alone」 

Left Alone

Left Alone

 

ビリー・ホリデーのピアニストだったマル・ウオルドロンと、前衛サックスの雄のアーチー・シェップのデュオのアルバム。

 

1. Left Alone
2. Catwalk
3. You don't Know What Love Is
4. Minor Pulsation
5. Airegin
6. The Way He Remembers Billy Holiday 

2014年米国NYの「Verse Music Group」からのリリース。オリジナル・リリースは1959年Bethlehemから。メンバーはMal Waldron(p)、Julian Euell(b)、Al Dreares(ds)、Jacky McLean(as、1 only)。

ちぐさの火は消えず

横浜・野毛にある横浜JAZZの聖地です。

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かねてから行きたいと思っていた横浜ジャズの聖地横浜ジャズ喫茶・ちぐさに行ってきました。

店内は1階がテーブル5席とカウンター席。2階は記念館になっています。

ドリンクは珈琲、紅茶とジュース程度。500円の珈琲で1時間アナログレコードを聴きました。機械はオリジナル。店の中央に大人の背丈ほどの巨大スピーカーが置いてあります。

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夜はライブになりますが、スケジュール表は店の入り口に貼りだしてあります。

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「ひびのたまもの」なんてシャレています。

ちらしにジャズの愛を感じますね。

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Soul Station

Hank Mobleyハンク・モブレー

「Soul Station」 

Soul Station

Soul Station

 

ブルーノート・レーベルを代表するだけでなく、ハード・バップを代表する一枚がこの「ソウル・ステーション」です。このアルバムは、モブレーがサックスとピアノ・トリオによるワンホーンカルテットで録音したブルーノートは数少ない一枚です。モブレー作曲の「ディス・アイ・ディグ・オブ・ユー」に加えて、表題曲の「ソウル・ステーション」が有名です。

1930年生まれのモブレー30歳の時、1960年2月7日の録音。ウントン・ケリー(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、アート・ブレイキー(ドラム)。録音は名手ルディー・ヴァン・ゲルダー。

 

1 Remember 5:39

2 This I Dig of You 6:23

3 Dig Dis 6:06

4 Split Feelin's 4:47

5 Soul Station 9:04
6 If I Should Lose You 5:07