欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

Getz/Gilberto 2

Stan Getzスタン・ゲッツ)joao gilberto(ジョアン・ジルベルト

「Getz/Gilberto 2」

Getz/Gilberto 2

Getz/Gilberto 2

 

1963年の3月にレコーディングされた、スタン・ゲッツジョアン・ジルベルトによる共作「ゲッツ/ジルベルト」は、一年後の1964年4月にようやく発売されました。プロデューサーのクリード・テイラーは「イパネマの娘」をシングル・カットにあたって、5分以上あった曲をゲッツやジョアンには無断で編集、ラジオ向けのショート・ヴァージョンを作ったところ200万枚を超える大ヒットになりました。

ボサノヴァ人気は誰の目にも明らかなものとなったこともあり、収録中はまったくそりが合わなかったジョアンは10月にゲッツとの共演でカーネギーホールの舞台に立ちます。 コンサート前半がスタン・ゲッツ・カルテットジャズ、後半がジョアンによる弾き語り中心のボサノヴァ、そして最後に「イパネマの娘」を歌ったアストラッドが登場し、観客が待っていた3者の共演が実現するという構成でした。

その夜のライブを収録したのがこのアルバムです。

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1. Grandfather's Waltz
2. Tonight I Shall Sleep With A Smile On My Face
3. Stan's Blues
4. Here's That Rainy Day
5. Samba Da Minha Terra
6. Rosa Morena
7. Um Abraco No Bonfa
8. Bim Bom [Live (1964/New York)]
9. Meditacao
10. O Pato (The Duck)
11. It Might As Well Be Spring
12. Only Trust Your Heart
13. Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars) [Live (1964/Carnegie Hall)]
14. The Girl From Ipanema [1964/Live At Carnegie Hall]
15. Voce E Eu