欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

Crescent Crawl

Bruce Katz Band(ブルース・カッツ)

「Crescent Crawl」 

Crescent Crawl

Crescent Crawl

 

ハモンド、ピアノ奏者ブルース・カッツのバンド。

M1が象徴するようにニューオーリンズ音楽の強い影響を感じます。サックスにベンシドラン等で有名なボブマラッチが参加。クールながらも程よいファンキーオルガンを聞かせてくれます。

ビリープレストンのカバー『WILL IT GO ROUND IN CIRCLES』がすばらしい。オルガンジャズ好きにおすすめ。

ピアノ編では、ところどころ大胆なフリーのアプローチを見せる意欲作。オルガン編でも、ドラマチックな展開が印象深いです。歌無しでこれだけ引っ張るには楽想とセンスが伴わないと厳しいところですが、プログレのバンドを思わせるような美メロで仕上げています。全体的にはロック~ブギ~フュージョン~N.O.サウンドが渾然と一体化した構成で、キーボード好きは一聴の価値有りです。

 

Crescent Crawl 6:59
Just An Expression 3:28
Contrition 6:52
BK's Broiler 4:54
Buzz Cut 3:27
One Way Ticket 6:53
Boomer's Thing 5:05
Beast 4:49
Will It Go 'Round In Circles 6:14
Just A Closer Walk With Thee