欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

John Coltrane Quartet

John Coltraneジョン・コルトレーン

「Live At The Village Vanguard」 

ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

 

壮絶なアドリブが展開するヴィレッジ・ヴァンガードのライブです。1961年に収録されたライブは、数あるコルトレーンのライブの中でも最高といわれています。特にM3「Chasin' the Trane」の演奏で表現されるほとばしる情念は、聴く物の魂を揺さぶります。

コルトレーンは、1961年10月24日から11月5日にかけて、ほぼ毎日ヴィレッジ・ヴァンガードのステージに立つ。インパルス!レコードのプロデューサー、ボブ・シールは、その模様を録音することを考え、11月に入ると録音用の機材を設置し、2日と3日の演奏を抜粋して収録。
3日に演奏された「スピリチュアル」には、エリック・ドルフィーも参加。あとの2曲は2日の演奏で、即興のブルース「チェイシン・ザ・トレーン」は、マッコイ・タイナーを休ませて、トリオで演奏された。タイトルの「Chasin' the Trane」とは、演奏中ステージを動き回るコルトレーンの音を拾うために追いかけねばならないことにちなんでつけられたものである。

 

スピリチュアル - Spiritual(J. Coltrane)
朝日のようにさわやかに - Softly, as in a Morning Sunrise(Hammerstein II, Romberg)
チェイシン・ザ・トレーン - Chasin' the Trane(J. Coltrane)

ジョン・コルトレーン - テナー・サックス、ソプラノ・サックス
エリック・ドルフィー - バスクラリネット(on 1.)
マッコイ・タイナー - ピアノ(on 1.2.)
レジー・ワークマン - ベース(on 1.2.)
ジミー・ギャリソン - ベース(on 3.)
エルビン・ジョーンズ - ドラム