「無機質オレンジ」
のっけから左手の高速アルペジオでテンションも最高潮。ジョン・コルトレーンばりのフリージャズの香りが飛び散ります。
「無機質オレンジ」について松永氏はインタビューにこう答えています。
10代でいろいろやって来たことを集めたような感じです。「TAKASHI」から2年、その間に経験してきたことを全部詰められたらいいなと。都会的な中に冷酷なものがあったり、その緊張感を表現したかったんです。食べ物の中に、たんぱく質とかいろいろあって、無機質は注目されにくいですが、それと、食べ物の中のスーパースター?オレンジの組合せです。M2「ダンダンダン」はディキシー的なものと、イマ的なものを組み合わせました。M4「鬼が島」という曲はレコーディングの時に急にできた曲です。もとは岡山でできていたんです。鬼を退治しにいく闘志むき出しで。M5の「神戸」はホームタウンのイメージです。 この曲は難しいことはできるだけ何もやらずに作った曲です。これは、「神戸」の何かに使ってもらえないですかね(笑)。
01 無機質オレンジ
02 DAN DAN DAN
03 チャイルド・イズ・ボーン
04 鬼が島
05 神戸
06 C ジャム・ブルース
07 サ・カ・ナ・ノ・ナ・ミ・ダ
09 スカイ・デ・スカイ