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欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

はじめてのジャズ

Report

吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」のマスターの名エッセイ。
「吉祥寺Jazz CafeマスターがすすめるはじめてのJAZZ50+2」寺島靖国 著(河出書房新社


何から聴けばいいのかわからないアナタにこの道50年のマスターがそっと教えるJAZZの楽しさ、とびきりのアルバム52枚。

寺島靖国氏は、吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」*1のマスター。「スイングジャーナル」「レコード芸術」に評論・エッセイを発表するなど、JAZZの愛好家と同時に評論家としても知られる存在です。「評論家の方々が絶賛するアルバムは刺激やクセがあったりします。CDショップが推薦する曲は売れ筋が中心です。JAZZカフェで流れる曲は心地よい曲が中心です」本書では歌心を愛する人向けに寺島さんオススメの曲が紹介されています。

 

最初の一杯

  • 「Afterglow」June Hutton Axel Storda hl and His Orchestra(ジューン・ハットン、アクセル・スターグル) 
アフターグロウ(紙)

アフターグロウ(紙)

 
  • 「Tokyo Blue」Ulf Wakenius(ウルフ・ワケーニウス・グループ)

www.amazon.co.jp

オリジナルなんて恐くない 

Touch of Fortune

Touch of Fortune

 
  • 「Canopy of Stars(キャノピー・オブ・スターズ)」三輪洋子  
キャノピー・オブ・スターズ

キャノピー・オブ・スターズ

  • アーティスト: 三輪洋子,マッシィモ・ビオルカティ,ブロニック・スカニック,スコット・グールディング
  • 出版社/メーカー: P-JAZZ
  • 発売日: 2005/04/20
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 
  • 「Brian Trainor Trio - Dance Fragile」Brian Trainor Trio(ブライアン・トレイナー) 

  炸裂する石のつぶて

  • 「Jordu」 the quintet(ザ・クインテット・フィーチャリング・ライアン・カイザー&アンディ・スニッツアー)のりにのっている実力派トランペット奏者とサックス奏者をフィーチャーした豪快なジャズ。

怪物トロンボーン 

立派なジャズ

  • 「ニューヨーク・モーメンツ」カーリン・クローグ&スティーヴ・キューン 

どの歌手も似ていない

静謐と安らぎを求めて

ロックの洪水から聴こえる端正なピアノ

  • 「These Are the Vistas」Bad Plus (ザ・バッド・プラス)

 無色透明な魚

「TAKASHI」松永貴志

 幸せを運ぶ青い鳥

「シェイズ・オブ・リライト」(リャンビコ)

 オトウサンのモモヒキ

ソニーズ・クリブ」(ソニー・クラーク

 王様のおでまし

「夢のあとで」(サー・ローランド・ハナ・トリオ

 発作的に聴きたくなる

「オン・ザ・リビエラ」(ウィルバー・デ・パリス)

 アンバランスを聴け

「Kind Of Blue(カインド・オブ・ブルー)」Miles Davis(マイルス・ディビス) 

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 テナー奏者よりもテナー吹き

「テナーマン」ローレンス・マラブル

 ピアノが弾かれて喜んだ

「ニューヨーク・スタイル」アキコ・グレース

 ナタで切り倒すようなロシアのジャズ

「フェザー」(セルゲイ・マヌキャン・トリオ)

ぎゅっと抱きしめたいあどけなさ 

「ビヴァリー・ケニー・シングス・フォー・ジョニー・スミス」(ビヴァリー・ケニー)

 CDで命を縮め、LPで命を延ばす

「アット・ザ・ルネッサンス」(ベン・ウェブスター

 ジャズに初めて愛を感じた

「クール・ストラッティン」(ソニー・クラーク) 

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ジャズ喫茶の顔

「ぴあのトリオ」安井さち子

口で吹けるビッグ・メロディー 

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「あの時代」のジャズ 

「モーニン」(アート・ブレイキージャズ・メッセンジャーズ

恋する女のヴォーカル 

Helen Merrillヘレン・メリル・ウイズ・クリフォード・ブラウン)」Helen Merrillヘレン・メリル) 

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日本人が一番好きな哀愁の名演 

「ザ・シーン・チェンジズ」(バド・パウエル

濃厚と破滅と汚濁、ヤク入りの名演 

「4,5&6」(ジャッキー・マクリーン

「精神性」抜きの現実派ジャズ 

「ブルー・ボッサ」(マンハッタン・ジャズ・クインテット

 「踊れるジャズ」の超定番

「ジ・イン・クラウド」(ラムゼイ・ルイス)

 荘厳なるジャズの「お経」

「A LOVE SUPREME(至上の愛)」John Coltraneジョン・コルトレーン) 

A LOVE SUPREME [Verve]

A LOVE SUPREME [Verve]

 

「反ジャズ」で長期政権

「Concorde(コンコルド)」Modern Jazz Quartet(モダン・ジャズ・カルテット) 

Concorde

Concorde

 

アルトサックスの砂塵 

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「いい旋律」がジャズを救う 

「アライズ」(リン・アリエール・トリオ)

100メートルランナーの指遣い 

「イグジスタンス」白崎彩子

ギターはつまびくもの 

「ジョニー・スミス・フェバリッツ」(ジョニー・スミス)

屋台で見つけた芸術的ヤキトリ 

「愛は面影の中に」(レイチェル・Z・トリオ)

免疫生成に役立つジャズ 

「アート・オブ・ラウンジ~マイアミ・ビーチ・ルンバ」(ジャネット・サイデル)

アバンギャルドやろうが恋したピアノ 

「ウォーキング・スルー・ウォールズ・ウォーキング・アロング・ウォールズ」(ナタリー・ロリエ)

 名曲を現代に生かす

「プライム・タイム」(ジョー・ファンズワース)

 アルトのシンデレラは高校一年生

「YANO SAORI」矢野沙織

 ジャズ通への第一歩

「ビアノ&スウィート~フォー・ラヴァーズ」VA

ほのかなあかりに包まれて 

「My Romance(マイ・ロマンス)」Thomas Fink Trio(トーマス・フィンク・トリオ)

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「ウィズ・オール・マイ・ハート」(ハーヴィー・メイソン

 

  • SAMBA DO MAR(ユーロ・サンバ)」Dusko Goykovich(ダスコ・ゴイコビッチ) 
SAMBA DO MAR

SAMBA DO MAR

 

 隠れた名曲を泣きまくるピアノで

  • 「RUSSIAN LULLABY(ロシアン・ララバイ)」Vladimir Shafranov(ウラジミール・シャフラノフ・トリオ) 
RUSSIAN LULLABY

RUSSIAN LULLABY

 

「信じられない」トランペット

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原石の輝き秘めたピアノ

  • 「Not We But One(ノット・ウィー・バット・ワン)」Mike Nock Trio(マイク・ノット・トリオ) 
Not We But One

Not We But One

 

驚愕の「どやし系」サックス

  • 「Chasin the Gypsy(チェイン・ザ・ジプシー)」James Carter(ジェームス・カーター) 
Chasin the Gypsy

Chasin the Gypsy

 

王様の冒涜プレイ

The Roy Haynes Trio featuring Danilo Perez & John Patitucci

The Roy Haynes Trio featuring Danilo Perez & John Patitucci

 

歌を忘れたカナリアの歌心が噴火 

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*1: 「東京ジャズ地図」12頁参照

 

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*2:バークリーで作曲とピアノを学んだ関西出身の女流ピアニスト。2002年から東京を拠点に活動開始、2003年3月に自主制作で『ぴあのトリオ』を発表。その後CS放送のDJとして活躍、今回のメジャー・デビューとなった。