「Horace Silver And The Jazz Messengers」
- アーティスト: Horace Silver
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2006/08/21
- メディア: CD
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ファンキーさあふれる双頭バンド 。ホレス・シルヴァー*1&ザ・ジャズ・メッセンジャーズによる1954、55年録音盤はファンキー・ジャズの原点と言われる、ジャズ・メッセンジャーズの代表作とされるアルバムです。メッセンジャーズはアートブレイキーが率いていたと思われる人もいますが、56年までホレス・シルバーとブレイキーの二人が率いていました。ブルーノートの番号は決定盤といわれる1500`シリーズです。
M1のタイトルはシルバーが宿泊していたホテルの番号だそうです。ジャケット写真やいい加減なタイトルのイージーな付け方にファンキーなこのバンドの特徴が現れています。怪しい雰囲気のM2「 Creepin' In「クリーピン・イン」、Silverを大スターにしたM6「The Preacher(ザ・プリーチャー)」、プロデューサー・アルフレッド・ライオンのお気に入りM8「Doodlin'(ドゥードリン)」がお奨め。
01 Room 608
02 Creepin' In
03 Stop Time
04 To Whom It May Concern
05 Hippy
06 The Preacher
07 Hankerin'
08 Doodlin'
*1:1928年、コネチカット州生まれ。父親がアフリカ系ポルトガル人で、アフリカ大陸最西端ヴェルデ岬の民俗音楽を聴いて育ったという。Thelonious Monk(p)とBud Powell(p)の影響を受け、高校時代からピアノなどを演奏。1950年にStan Getsに雇われてプロになり、翌年ニューヨークに移る。以来、Miles Davis(tp)らトップミュージシャンらと共演している。