欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

Skate Board Park

Joe Farrell(ジョー・ファレル

「Skate Board Park」 

Skate Board Park

Skate Board Park

 

ジョー・ファレル*1は、チック・コリアのグループに参加する前後からCTIの契約アーティストとなり、『Outback』、『Moongerms』など充実した作品を次々と発表していきましたが、70年代後半にはワーナーブラザーズに移籍、2枚のアルバムを残したのち、1979年にXanaduへこのアルバムをレコーディングします。

これはファレルによって唯一のXanadu録音で、元のボスであるチック・コリアを加えたストレートな演奏が今もなお鮮烈。コルトレーンの影響下に自らの個性を築き上げたファレルの実力をリアルに実感できる作品となっています。チックももちろんエレピとアコピを駆使して鋭いプレイを繰り広げています。

オリジナル盤のジャケットは、タイトルに関連して、ファレルがスケボーを手にした少年たちに囲まれている写真を使ったものでした。

 

1 Skate Board Park 5:27
2 Cliche Romance 7:01
3 High Wire - "The Aerialist" 6:20
4 Speak Low 7:49
5 You Go to My Head 6:43
6 Bara-Bara 6:25

 


Joe Farrell (ts)
Chick Corea (p,el-p)
Bob Magnusson (b)
Lawrence Marable (ds)

Recorded by Arne Frager in Los Angeles, January 29, 1979.
Mixed by Paul Goodman (RCA)
Produced & Directed by Don Schlitten

*1:1937~1986テナー・サックス、ソプラノ・サックス、フルート奏者、作曲家。CTIレコードでリーダー作アルバムを録音し、チック・コリアリターン・トゥ・フォーエヴァーの初期メンバーとして活動した。