「Maiden Voyage」
“海”をテーマに斬新なメロディと詩情溢れるハーモニーが美しく調和した1960年代ジャズの代表作。
1960年代、マイルス・ディヴィス・クインテットの一員として頭角を現したハービー・ハンコック。彼がリーダーとなって作りあげた、60年代の彼らの代表作が本作だ。斬新なハーモニー感覚でそれまでのハードパップ・ピアニストとは一線を画したハンコックは、このアルバムでより開放的なサウンドの響きをジャズグループで表現しようとした。トランペットのフレディ・ハバードとテナーサックスのジョージ・コールマンが作りだすアンサンブルは、明らかに50年代のジャズとは異なった雰囲気を伝えている。
1 Maiden Voyage 7:57
2 The Eye of the Hurricane 6:01
3 Little One 8:47
4 Survival of the Fittest 10:03
5 Dolphin Dance 9:16