Kendrick Scott Oracle（ケンドリック・スコット・オラクル）
「Conviction」
ニューヨーク・ジャズ・シーンを牽引するドラマー。
☆
カート・エリング、テレンス・ブランチャード、グレッチェン・パーラトなどが信頼を寄せるトップ・ドラマー、ケンドリック・スコットが自身のユニット"オラクル"として2006 年の『THE SOURCE』以来、約7 年振りに発表した 新作アルバムです。間を置かずにメドレー形式でプレイされています。
ツーバス(ベードラが２つ！)で、驚異のリズムをたたき出すケンドリック・スコット。しかも、超高速連打にとどまらず、ミュージカルなプレイを聴かせ、スウィングもするのですから、文句のつけようがありません。
知的でワイルド、動と静を併せもったトータル・サウンドのカッコ良さ。ニューヨークの夜の香り、硬質なリリシズムにあの街の濃密な空気が宿るコンテンポラリー・ジャズ。そんな最高のアルバムです。
1. ビトウィーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ
2. トゥー・マッチ
3. アイ・ハヴ・ア・ドリーム
4. ウィー・シャル・バイ・エニー・ミーンズ
5. リバティ・オア・デス
6. サイクリング・スルー・リアリティ
7. コンヴィクション
8. アポロ
9. セレニティ
10. ビー・ウォーター
11. メモリー・オブ・エンチャントメント
テキサス出身のケンドリック・スコットがドラムとの運命的な出会いを果たしたのは6 歳のときだ。教会に通う両親の影響もあり、ゴスペル・ミュージックに強く魅せられた少年がドラムに吸い寄せられた。2003 年春、ミュージック・エデュケーションの学位を取得。バークリー卒業のまさにその日、ベティ・カーター・ジャズ・アヘッド・プログラムでケンドリックの演奏を聴いていたテレンス・ブランチャードから誘いを受け、前任のテキサス出身の同郷のドラマー、エリック・ハーランドの後を継いで正式にバンドに迎えられた。
KENDRICK SCOTT ORACLE ｜ケンドリック・スコット・オラクル
ジョン・エリス（テナー）ノースカロライナ生。1996年セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティションのサックス部門で準優勝。
マイク・モレノ（ギター）テキサス生。ポスト・カート・ローゼンウィンケルの旗手。
ティラー・アイグスティ（ビアノ）カリフォルニア生。2006年「Lucky To Be Me」はグラミー賞２部門にノミネートされた。
ジョー・サンダー（ベース）ミルウォーキー生。
