欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

Desperate Dance

Pablo Ziegler & Quique Sinesi(パブロ・シーグレル&キケ・シネシ)

「Desperate Dance」

 タンゴの意匠を借りたジャズであり実験音楽です。 ★×4

Desperate Dance

Desperate Dance

 

繊細にしてルース、埃っぽさのある即興要素の強いタンゴ・ジャズです。

パブロ・シーグレル(Pablo Ziegler 1944年9月2日 -)はアルゼンチン人の作曲家でありピアニスト。ブエノスアイレスと米国ニューヨークを拠点に活動している。
1978年から1989年までアストル・ピアソラのバンドのピアニストとして活動していたことで知られる。

キケ・シネシ:7 弦ギター、ピッコロ・ギター、チャランゴ他。1960 年ブエノスアイレス生まれ。現代のアルゼンチンにおける最重要ギタリスト/ 作曲家の一人。パブロ・シーグレルとのタンゴ・アルバムでグラミー賞を受賞。7 弦のアコースティック・ギターをメインに、ピッコロ・ギター、チャランゴ、ロンロコなど、様々な弦楽器を弾きこなし、多彩なイマジネーションと類稀なる技 術、繊細な表現で紡ぎ出すその音楽は、世界中の多くの人を魅了してきた。

 

現アルゼンチン音楽シーンで最高のピアニストとギタリストによる魂の競演。世界中の音楽ファンに衝撃を与えた歴史的名盤「タンゴ・ゼロ・アワー」をはじめピアソラ・ミュージックを支えたピアニスト、パブロ・シーグレル。そしてカルロス・アギーレとのコラボやジャパン・ツアーの成功で一躍脚光を浴びたギタリスト、キケ・シネシ。
2005年度ラテン・グラミー賞に輝く前作「バホ・セロ」に続く待望の新作は二人の絆がより深く、感性がより進化しジャンルを超越した注目作。

 ピアソラの遺した“ニュータンゴ”の後継者、70歳になるシーグレルと、ギタリストのキケ・シネシによるデュオに、バンドネオン奏者ウォルター・カストロを終身ゲストに加えた、名義はデュオだが実はトリオ形式による3作目です。

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1. ワンス・アゲイン・ミロンガ (Ziegler)
2. デスパレート・ダンス (Ziegler)
3. 夜明けのムルガ (Ziegler)
4. グレラの為のミロンガ (Sinesi)
5. エスクアロ(鮫) (Piazzolla)
6. マハビシュヌ・タンゴ (McLaughlin/Ziegler)
7. コネクション・ポルテナ (Ziegler)
8. ソレダード(孤独) (Gardel/Ziegler)
9. ミロンゲータ (Ziegler)
10. フラカナーパ (Piazzolla)
11. ケ・ロ・パリオ (Ziegler)


メンバー
パブロ・シーグレル (p)
キケ・シネシ (g)

ゲスト:
ウォルター・カストロ (bandoneon)