欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

Nothing Is Impossible

Urban Soul(アーバンソウル)

「Nothing Is Impossible」

Nothing Is Impossible

Nothing Is Impossible

 

アーバンソウルとは、都会の夜景が映えて薫り立つ音楽です。

アーバンソウルの巨匠 マーヴィン・ゲイ (1939年 - 1984年)はかつて、 「哀しいリフレインがあれば、曲はもうできたようなものだ」 と述べています。イメージ的には、「生演奏のソウルミュージックの中にjazzのテイストが入っている、比較的落ち着いた曲調のもの」という感じなのだそうです。

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このアルバムはアーチスト名が表しているように、アーバンソウル系の演奏家が共演するコンピレーションです。

私のお気に入りはM4We Didn't Know。ドライブ感が爽快です。アルバム全体にメロディよし、リズムよし、哀愁感よしのお買い得品だと思います。

 

1 M Avenue 4:11
2 The Whale (feat. Jonathan Fritzén & Jonas Wall) 4:12
3 Hands On Love (feat. Bill Champlin) 4:11
4 We Didn't Know (feat. Sara Nordenberg) 5:11
5 Nothing Is Impossible (feat. Jojje Wadenius) 3:58
6 Dearest Child (feat. Michael Ruff) 5:30
7 1989 (feat. Andreas Öberg) 4:10
8 Heartbreaker (feat. Lew Soloff & Jonas Wall) 2:22
9 Finally (feat. Lovisa) 4:12
10 Open Arms 

 

アーバン・ソウル、ニュー・クラッシック・ソウル,(Neo Soul)は、基本的に90年代中期に 才能のあるニュー・スクールのソウル・アーティストが主導して、ムーブメントが 起こった。彼らには共通して自ら、詞を書き、作曲し、プロデュースする能力がある。 彼らのソウル・ミュージックの創作のアプローチの仕方は、かなりアコースティックに 重点をおいているのが特徴である。その原点を辿っていくと、70年代の古き良きソウル/R&Bの影響を受けている。 スティービィ・ワンダー、マービン・ゲイカーティス・メイフィールドダイアナ・ロスアレサ・フランクリンなどの流れを受け継ぎ、オールド&ニュースクールのスタイルを融合させ、ソウルフルで洗練された独自の音を創造し,よりアーティストの個性 を活かした、新しい都会風ソウルに昇華させて行った。

 

カッティングするギター、動きまわるベースライン、ローズ・ピアノのサウンド、惹きつけるソウルフルなボーカル。グルーヴィーでソウルフルで、どこかオシャレで、どことなく80年代ダンスクラシックスの影響を受けていそうな心地良いサウンドでありながら、古い楽曲の良さと現代らしさを融合させたアーバンソウル。アーバンソウルってジャンルというよりは、音の雰囲気を表す広い意味の用語だと思うので、UK SOULだったりACID JAZZなんかもここにカテゴライズされそうです。