欲しいものが、欲しいね。

植草甚一さんほど尊敬すべき人物はいないなァ。まねてもなれる存在ではないよね。

Saxophone Colossus

Sonny Rollinsソニー・ロリンズ

「Saxophone Colossus」

Saxophone Colossus (Reis)

Saxophone Colossus (Reis)

 

ソニー・ロリンズが残した生涯の最高傑作です。 ソニー・ロリンズが、1956年にプレスティッジ・レコードから発表したアルバム。発売直後から英米のメディアで絶賛され、ロリンズの名を一躍広めたハードバップの教科書的な作品です。

「ストロード・ロード」は、1980年発表のアルバム『ラヴ・アット・ファースト・サイト』にも、アレンジを変えて収録。「モリタート」は、ミュージカル『三文オペラ』の挿入歌をアレンジしたもの。

https://www.youtube.com/watch?v=botVi3_P9K0"


St. Thomas 6:45
You Don't Know What Love Is 6:28
Strode Rode 5:13
Moritat 10:04
Blue Seven 11:17

Cliff Craft

Clifford Jordan(クリフ・ジョーダン

「Cliff Craft」

Cliff Craft

Cliff Craft

 

時を超えた魅力を持つアルバムの一枚。クリフ・ジョーダン(ts)とアート・ファーマー(tp)のアンサンブルが印象的なM2「Soul-Lo Blues」に代表されるように、主役級の役者たちがそれぞれ見せ場をつくる玄人好みのアルバムです。M5「Sophisticated Lady」はソニー・クラークのピアノに乗せて、クリフ・ジョーダンの艶っぽい調べが冴え渡る名曲です。トリはアップテンポに全員が熱演する「Anthropology」。ジョーダンが残した3枚のブルーノートの中でも熱い一枚です。ブルーノート56584

 

01 Laconia

02 Soul-Lo Blues

03 Cliff Craft

04 Confirmation

05 Sophisticated Lady

06 Anthropology

 

Cliff Jordan(ts), Art Farmer(tp), Sonny Clark(p), George Tucker(b), Louis Hayes(ds)

Return To Forever

Chick Coreaチック・コリア

「Return To Forever」

Return to Forever

Return to Forever

 

 1970年代もっともセンセーショナルな話題を呼んだジャズアルバムです。 「カモメのチック・コリア」と呼ばれています。1972年にECMレーベルから発売されたときの反響は実に大変なものだったそうです。(その頃JAZZに興味がなかったのです)ジャズ界が「Return To Forever」一色に染まってしまったほどだったそうです。

なぜか?当時はフリージャズ。つまり旋律もなければリズムも不規則というジャズがもてはやされ、焦点が定まらない時代だったといわれています。夜の音楽であり、たとえて言うなら「お経」のようなJAZZですね。そこに忽然と現れたのが、誰でも気軽にメロディーを口ずさめる「カモメのチック」だったわけです。

このアルバムは当然古いジャズファンから怒りにも似たひんしゅくを買います。「これはジャズではない、耳に心地の良過ぎるお子様ランチだ。ジャズの如き芸術はそれを理解できる一部の人間のための崇高なもので一般大衆が好むものではない」

批評とは裏腹にアルバムは売れに売れ、50年代から60年代のジャズブーム、さらにはジャズ〜フュージョンのサウンド的な指標となっていったと言われています。

フェンダー・ローズの柔らかなサウンドが引き立つラテン〜ブラジル風味のクロスオーヴァー・サウンドは今聴いても古びない親しみがあります。フローラ・プリム、アイアートも参加しています。

 

www.youtube.com

 

1. Return To Forever
2. Crystal Silence
3. What Game Shall We Play Today

4. Sometime Ago-La Fiesta

Midnight Blue

Kenny Burrellケニー・バレル

「Midnight Blue」

Midnight Blue

Midnight Blue

 

 ブルージーでクールなジャズ。ギターのケニー・バレルによるリーダー作。1963年1月の録音。洗練されたフィーリングとメロディ・ラインのアドリブに昇華 させて、美しく、より深いジャズギターの演奏を披露しています。

ケニー・バレルは1931年に自動車の都デトロイトで生まれ、ウェイン州立大学在学中に ディジー・ガレスピー6重奏団でのレコーディングに初参加し数多くの有名ジャズプレーヤーの録音に参加しました。

 

01. Chitlins Con Carne
02. Mule
03. Soul Lament
04. Midnight Blue
05. Wavy Gravy
06. Gee Baby Ain't I Good To You
07. Saturday Night Blues
08. Kenny's Sound
09. K Twist

ケニー・バレル(g)、スタンリー・タレンタイン(ts)、メジャー・ホリーJr.(b)、ビル・イングリッシュ(ds)、レイ・バレット(cga)。

 

Kind Of Blue

Miles Davis(マイルス・ディビス)

「Kind Of Blue」

Kind of Blue

Kind of Blue

 

 モードの時代を開いたアルバムです。 キーワードは「バップ」から「モード」。マイルス・ディビスが大きく変身を計った時期の象徴ともいえるアルバムです。共演者も鉄壁のメンバーで、極上の演奏を聴かせてくれます。*1

寺島靖国氏はM1「So What」の冒頭でならされるシンバルの一撃が、どのように鳴るかがオーディオマニアの醍醐味である旨語っています。

1 So What 9:22
2 Freddie Freeloader 9:46
3 Blue in Green 5:37
4 All Blues 11:33
5 Flamenco Sketches 9:26

 

*1:マイルスのバンドは、『マイルストーンズ』(1958年)でキャノンボール・アダレイ(アルト・サックス)を加えて6人編成となり、従前のハード・バップ・スタイルに留まらない、「モード・ジャズ」と呼ばれる新たな演奏手法に挑むようになった。 

Stan Getz Plays

Stan Getzスタン・ゲッツ

Stan Getz Plays」 

Stan Getz Plays

Stan Getz Plays

 

 

 
1 Stella By Starlight 2:44
2 Time On My Hands 2:59
3 'Tis Autumn 3:15
4 The Way You Look Tonight 3:05
5 Lover Come Back To Me 2:58
6 Body And Soul 3:17
7 Stars Fell On Alabama 3:25
8 You Turned The Tables On Me 2:59
9 Thanks For The Memory 3:21
10 Hymn Of The Orient 2:56
11 These Foolish Things (Remind Me Of You) 3:23
12 How Deep Is The Ocean 2:52
13 Nobody Else But Me 3:35
14 Down By The Sycamore Tree 3:03
15 I Hadn't Anyone Till You 2:55
16 With The Wind And The Rain In Your Hair 3:50

Sunday At The Village Vanguard

Bill Evansビル・エヴァンス

Sunday At The Village Vanguard 

Sunday at the Village Vanguard: Keepnews Coll

Sunday at the Village Vanguard: Keepnews Coll

 

 

01 Gloria's Step (Take 2)

02 My Man's Gone Now

03 Solar

04 Alice In Wonderland (Take 2)

05 All Of You (Take 2)

06 Jade Visions (Take 2)

07 Gloria's Step (Take 3)

08 Alice In Wonderland (Take 1)

09 All Of You (Take 1)

10 All Of You (Take 3)

11 Jade Visions (Take 1)